空き家を売りたいけど価格しだい

「空き家を売りたいけど価格次第」と考えているあなた!要注意ですよ

 

「空き家を売りたいけど価格次第」と考えているあなた!注意をしましょう。売り逃しの可能性が大です。

 

現状でも空き家は多すぎますが、これからは激増していくことが確実視されています。不動産市場には、毎年毎年空き家が積み上がっており、2030年には3件に1件が空き家になるという恐ろしい事態が待ち受けているのです。

 

このような状況下では、時を経るほど空き家は売れなくなるので、今のうちに価格設定を含め柔軟に対応しておくことをおすすめします。

 

「空き家を売りたいけど価格次第だね」という考えは、売手さんからすれば当然のことですが、市場が受け入れる状況ではなくなってきているということを認識しましょう。

 

「価格次第では売っても良い」という売手目線の考えは、ごく一部の恵まれた立地にある物件だけで、大多数の物件は価格にこだわっている状況ではない、というのが現実です。

 

時には思い切った価格設定にしなければならないかもしれません。業者買取りも本気で検討しなければならないことでしょう。(業者買取りは市場売却よりも3〜4割安になる)

 

それでも売れないよりはマシという状況に追い込まれているのです。

 

空き家の売却を検討している人は、是非とも価格にこだわり過ぎないで柔軟に対応してみてください。その中で、少しでも高く売れる工夫をすることです。

 

この記事では、大変厳しい状況下での空き家売却を売り逃すことなく、少しでも有利に売却する方法を紹介していきます。

 


出値(売出価格)は高すぎないこと

平成25年の住宅土地統計調査によると、全国の空き家は820万戸、平成30年には1000万戸を超えるだろうと予想されています。(平成30年の住宅土地統計調査は概ね1〜2年後に公表)

 

毎年毎年、空き家が増えていき、既に売るに売れない状況になってきています。人口や世帯数減少で需要が少なくなっているのに、供給ばかり増えている一方ですからね。

 

そんな先の見えない空き家の売却ですが、早く売るには価格設定に気をつけましょう。特に出値は大事です。出値は、市場の相場に沿った価格で決して高すぎることのないように。

 

大方の売主さんは相場よりも高めに価格設定したがりますが、これではスタートから出遅れてしまっていることになります。

 

「後に少しづつ価格を下げていく」という出値方法もありますが、空き家については後からどんどん市場に流通してくることを忘れないでください。その中には思い切った出値で、即刻売れてしまう物件もあることでしょう。

 

そんな激戦区での空き家売却は、少しずつ価格を下げていく戦法は、その他大勢の空き家に埋もれ、誰にも見向きされない物件になってしまう恐れが大ありです。

 

ですので、空き家を素早く売却するには、最初の出値から相場の範囲に収めるか、相場の下限ギリギリで売りに出すことです。新着物件としての第一印象が「高い」と思わせないことがカギになります。

 

このように空き家の売却は、スタート時点から買手側のニーズに触れるような売出しが必要です。スタート時点から出遅れると、その他多数の売り空き家に埋没し、永遠に売れなくなると心得た方がいいしょう。

 

もちろん、ニーズのある地域ならこれに限りません。最初から強気の出値で売りに出しても買手は付くでしょう。地域性を見極めた上で、出値を判断しましょうということですね。

 

売れない空き家がゴロゴロとある地域では、非常に厳しいと思っていた方がいいです。最初の売出しから思い切った低価格設定で、スタート時で売り抜けることをおすすめします。

 

 

買手の指値(買い希望価格)は本気で検討してあげる

空き家に限らず、売り物件には「指値」が入ることがあります。買手からすれば少しでも安く購入したいというのは当然のことですからね。

 

この指値には、前向きに検討してあげましょう。

 

もちろん、極端な指値には応じることはありませんが、買手さんにも仲介業者がついていますので、非常識な指値は要求してこないはずです。指値には前向きに検討してあげる、というのは常識のある指値に限るということです。

 

ではどのくらいの指値なら検討してあげればいいのか?一応の目安として、1〜2割ほど値引きなら常識的な範囲と言えるでしょう。

 

「もともとの出値が低いのに1〜2割も引いたら損をしてしまう」とお思いになるでしょうが、空き家の売却はスタートラインでコケたらずっと売れなくなる可能性が大きいということを忘れてはいけません。損をすることよりも、ずっと売れなくなってしまうことの方を恐れましょう。

 

1〜2割程度の指値なら本気で検討してあげても良いと思います。空き家が溢れている現在では売れるだけマシと思い、売れ残ることだけを避けるようにしましょう。

 

もちろん、問い合わせが複数あり売れそうな状況なら逆指値をして譲れる価格を提示したり、指値そのものを断っても大丈夫。指値の応じ方も市場の反応を見極めて決めるということですね。

 

まあ空き家については人気のエリアでない限り、問い合せが殺到するということはありませんので、ほとんどの場合で指値要求が入ることでしょう。地域によっては2〜3割、あるいはそれ以上の値引きもやむを得ないかもしれませんね。

 

売手さんの中には、「そこまで損をして安く売るつもりはないよ」と思うかもしれませんが、空き家を持っている限り出費は続きます。固定資産税をはじめ、維持管理費、もし近隣に被害を与えれば損害賠償と永遠にお金は掛かってしまうものです。

 

それに売るのが遅くなるほど売れる可能性は低くなる、と良いことなど何もないのが空き家の保有です。でしたら、多少は低価格でも今のうちに売却してしまった方が得策というものです。

 

以上のような理由から指値が入ったら前向きに検討してあげることをおすすめします。

 

 

売りづらい空き家ほど不動産業者の実力がかかっている

地方の売りづらい空き家ほど不動産業者の実力にかかっています。

 

人気のエリアや取引が活発なエリアにある物件なら、空き家だろうが居住中だろうが、どこの業者でも売れるものです。不動産業者間の情報機関レインズや1〜2の不動産ポータルサイトで宣伝すれば大した苦労もなしに自然に売れていくものです。

 

問題は、売れない物件をどうしたら売れるかです。
実力のある業者なら、足で契約を取ることを信条にしているので、売りづらい物件でも契約を取れる可能性が大きくなります。

 

例えば、不動産物件を購入する可能性が高いのは近隣の住民です。特にお隣さんの購入確率は高いですね。

 

実力のある業者なら、売り物件が出たらまず最初に隣近所へ営業をかけます。レインズへの登録期日は、専任媒介なら7日以内ですから、この7日以内に近隣営業に回って、買手さんを見つけることができるのです。

 

これは結果的に両手仲介になりますが、売手さん買手さんの両方が納得して契約になれば何も問題はありません。売手さんは売れないかもしれないと心配をしていた空き家が売れて、買手さんは安く購入することができます。

 

または、一定の範囲を決めて、マイソク(売り物件資料)をポスティングしたり、個別訪問をしたりもします。 双方にとってメリットがあるのが、近隣への営業活動なのです。

 

しかし、インターネットが発達した現在では、足で契約を取る業者や営業マンが極端に少なくなってきました。ラクに仕事をするという面ばかりが強調されて、結果的に売手さんの期待に応えられないでいるのです。

 

このように売りづらい空き家を抱えている売手さんは、実力のある不動産業者を選ぶことを最重要視してください。

 

レインズとポータルサイトにちょこちょこと広告を載せて、あとは反響を待っているだけという業者には関わってはいけません。まず売れることはありませんから。
そのうちに「反響がないので少し様子を見ましょう」なんて都合のいい言い訳をして「干される」こと間違いなしですからね。

 

ではどうしたら実力のある不動産業者を見つけることができるのか?
それはズバリ売出し方を聞いてみることです。「レインズ」に新着物件として登録します」「スーモやホームズに載せます」という答えならあまり期待はできません。

 

情報サイトへの登録と同時に「チラシを作成して近隣への営業活動をします」や「オープンハウスを開催します」という業者ならやる気のある業者と判断できます。

 

こういう他社に一歩先じて、精力的に売却活動をしてくれる業者に仲介を頼むことが売りづらい空き家を売るコツになります。

 

これは業者の規模の大小には関係ありません。業者の規模にこだわることなく、前向きな姿勢が見られる不動産業者へ売却を頼むようにしましょう。

 

 

とにかく早く売却したいなら業者買取りが良い

兎にも角にも早く売却したいと希望する売手さんは業者買取りを考えてましょう。

 

上記でも述べましたが、空き家の売却はスピードが命です。
売れる時期に売れれば良いという考えは、空き家には通じない時代になりました。

 

業者買取りは、どうしても市場売却より安くなってしまいますが、素早く売るには最適な売り方です。

 

それに業者買取りは、瑕疵担保責任が免除される売りっぱなしが通じる相手です。後になってから「不具合があったから弁償してよ」なんて言われることはありません。
相手は不動産売買のプロなので、見抜けなかった業者が悪いのです。もちろん仲介手数料も必要ありません。売却額を丸ごと手に入れることができます。

 

では、どこの業者に買取りを依頼するか?

 

それは2〜3の業者へ持ちかけ、買取り価格を比較して決めましょう。業者買取りの査定は、その査定額で売却できますので、単純に一番高く査定をした業者を選んで大丈夫です。

 

このように将来、空き家をずっと抱えてしまうリスクを避けるには、業者買取りが最も適しています。

 

 

まとめ

以上、空き家を売り逃がさないための方法でした。

 

要は、空き家は今後増え続ける一方なので、早いうちに売却しなければ、売れる機会はどんどん失われてしまうということですね。

 

空き家を所有している人の約半数が、現状のまま放ったらかしにしているとのこと。でも怠惰で放ったらかしにしているのではなく、どうしたら良いのか分からないというのが本音ではないでしょうか。

 

あるいは、子供の頃の思い出がいっぱい詰まった家を処分するのは忍びない、という思いがあるかもしれません。今は亡き父や母、おじいさんやおばあさんの笑顔や家族団らんの時などが懐かしく浮かんでくるのでしょう。

 

その気持ちは痛いほど分かりますが、建物はいつかは朽ちていくものです。そうなる前に、その家や土地が再び他の家族の幸せにつながると考えるなら手放す甲斐もあるというものです。

 

やはり住む予定もなく、賃貸に出すなど活用予定もないのなら、早めに売却するのが最も賢い選択となるでしょう。

 

空き家の売却!まずは物件査定を依頼しよう

tohi


空き家を売却するには、まずは不動産業者に査定を依頼しましょう。
次は査定情報に基づいて売却を依頼する業者を選定することです。
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