空き家を売る時の値段

空き家の売り値はどのくらいがベストか?

akiya

 

空き家を売るとしたら幾らくらいの値段に設定したらいいのか?
空き家を保持しているだけでも維持費は掛かりますし、固定資産税の優遇処置が見直されて税金の大幅アップが予定されてもいますからね。


 

まずは不動産業者に物件査定を依頼してみましょう。

 

それも1社だけでなく複数社依頼してみることです。
これで物件の価値がつかめます。

 

この時、その根拠も聞いてみてください。
中には媒介契約が欲しくて突出して高い値付けをする業者もいますからね。

 

こういう業者はとりあえず媒介契約を結んで後で現実的な価格を提示し売るように説得するという手段に出ます。

 

ですので他社に比べて明らかに高い値を付けた業者がいたなら要注意です。

 

 

正しい相場の見つけ方

 

一方、数社が同じくらいの値段を付けたならそれが相場と見ていいです。
これが物件の正しい価格で売り出し可能な額となります。

 

この時、大概の場合で「こんなものか?」と落胆してしまうものです。
そもそも空き家が増加傾向にある現在では評価額は下がる一方です。

 

いつまでも保有していることは、これから先を見ると不利になるだけです。
売却を先延ばしにするほど損をすることになってしまいます。

 

売り逃げと言ったら言葉は悪いですけど、良い条件で売りたければ早目に売ってしまうことです。

 

優遇税制の改正で、空き家の売り出しが一気に増加していくことが予想されます。
本当に不要な家なら直ぐにでも売りに出すことです。

 


複数社に査定を依頼する際に一番気をつけなければならないこと

 

複数の不動産会社に査定に出す場合に、一番気を付けなければならないことは高すぎる評価です。

 

人間誰しも自分のことを高く評価してもらうと嬉しいものです。これは空き家でも同じ。

 

他社よりも頭抜けて高い査定額を出してくれた業者に対しては「自分の家を高く評価してくれた」「自分の家の価値を認めてくれたのは◯◯会社だけ」なんて嬉しさのあまり、その業者が最も優秀で信用のおける業者だと勘違いしてしまいます。

 

しかし、それが悪徳不動産屋の手口です。
悪徳とまでいかなくても自社の儲けだけを考えている悪質不動産屋なのです。

 

例えば、5社から同時に査定を取り寄せたとしましょう。

 

そのうち4社の査定額が3000万円前後であるのにもかかわらず、1社だけが4000万円の査定額としたら明らかに変ですよね。
他の3社よりも1000万円も高いなんてことは、普通の戸建てやマンションならあり得ないことです。

 

何故なら、その査定額を算出する情報源はどこの不動産屋も同じものを使っているからです。

 

ほとんどの不動産屋は、公益財団法人不動産流通推進センターの「価格査定マニュアル」を使って査定額を算出しています。

 

不動産流通推進センターが提供している価格査定マニュアルは、

  • 戸建て住宅価格査定マニュアル
  • 住宅地価価格査定マニュアル
  • マンション価格査定マニュアル

 

の3つの種類があり、該当する項目を入力すればエクセル仕様で査定額を算出する仕組みになっています。

 

丁寧なことにユーザーに渡す「売却価格提案書」のひな型まで用意されているので、業者間で違いがある方がおかしいのです。

 

もちろん、査定する担当者によっての評点設定は違いが生じますが、それでも1千万円もの差が出ることは通常の物件ならばあり得ません。

 

せいぜい100〜300万円程度の差が生じる程度でしょう。

 

それでも高く評価してくれた不動産屋を選んでしまう

 

そうは言っても自分の家を高く評価してくれた業者には、誰でもが親しみを覚えてしまうものです。
実際に会ってみて感じが良い営業マンだったりすれば尚更のことですよね。

 

多くの売主さんは、そういう感情面だけで業者を選んでしまいます。
しかし、そのツケは比較的早い時期に訪れてしまうことでしょう。

 

「申し訳ありません。一生懸命に売出しをしたのですが売れませんでした。もう少し価格を下げてみましょう」なんて言ってくることは明白。
結局は他の不動産屋の査定と同じくらいか、それ以下の価格でしか売れなかったという事態になってしまうのです。

 

では、こういう査定詐欺的なものにはどう対応したらいいのか?

 

 

一般媒介契約で複数社同時に売却を依頼する

 

高い査定を出してきた業者も低い査定を出してきた業者も全部の業者に売却を依頼することで「査定詐欺的」なものを防ぐことができます。

 

これを「一般媒介契約」と言いますが、複数社に売却を依頼して最も高い価格案を持ってきた業者に決めるのです。
もしくは最も早く買主さんを紹介してくれた業者を選ぶことです。

 

一般媒介契約 複数社と媒介契約が可能
専任媒介契約 1社のみの媒介契約

 

媒介契約とは、不動産売買において仲介する不動産業者との間で取り交わされる活動上の契約のこと。売買契約とは全くの別物なので注意を


 

業者側からすれば、他社に契約を取られてしまう可能性がある一般媒介よりも、自社だけが仲介できる専任媒介の方が良いに決まっています。

 

しかし、一般媒介契約なら前述のように査定詐欺的なものも防げますし、業者を競わせることによって空き家の高値売却も可能になってきます。

 

もし業者が断ってきたならそれはそれで良いです。業者選別の手間が一つ減っただけです。
他の業者を探しましょう。

 

もっとも売れる物件ならば媒介契約の種類に関わらず売れるものです。
「専任媒介契約なら売れる、一般媒介契約なら売れない」というのは絶対にありませんので、安心して業者に「一般媒介契約」を指定してください。

 

本当に誠実で親切な業者なら、どんな媒介契約だろうと一生懸命に販売活動をしてくれることでしょう。

 


空き家の売却!まずは物件査定を依頼しよう

tohi


空き家を売却するには、まずは不動産業者に査定を依頼しましょう。
次は査定情報に基づいて売却を依頼する業者を選定することです。
できれば複数の業者に査定を出すことで正しい売り値をつけることができます。

ここでは管理人が選定した優良査定サイトを紹介しています。
査定サイトを上手に利用して一円でも高く空き家を売却してください。

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